禁煙36ヶ月・・・『煙草のいやな思い出』


禁煙をしてから思い出す『煙草の思い出』には『いい感じ』のモノがほとんどない・・・

私だけかもしれませんが、
本当に
なぜだか、ちょっとネガティブな感じのもの
嫌な感じのエピソードばかりを思い出してしまうのです。

『あの時は本当に申し訳なかったなぁ』的な
ざんげの気持ちが含まれる思い出(記憶・イメージ)・・・

たとえば・・・↓

ところかまわず煙草の吸殻を指で弾き飛ばすようにポイ捨てしまくっていた若かりし日々・・・(今になって反省をしております)申し訳なかったなぁとしみじみとコマ送りのようにその場面をよく思い出します・・・

祭りの雑踏の中、友人の鞄に誤って煙草の火をあててしまい焦がしてしまった思い出。その時はただひたすら謝りました。(許してもらえましたが本当に申し訳なかった・・・)

たまたま通りすがった人の顔にタイミング悪く煙を吐きかけてしまい露骨にいやな顔された(今さらながら本当に申し訳なかったと思います・・・)

通勤電車の中で『部屋の灰皿の煙草をちゃんと始末したかどうか』覚えていなくて、
やきもきしながら帰るべきかどうか悩んでいた思い出・・・(不安のイメージ)

深夜に煙草をきらしてしまい・・・小雨の降る中をコンビニまで買いに出かけた・・・
煙草に支配されている・・・(情けない気持ち・・・)

消しそびれた湿気た煙草の吸殻が灰皿の中で異臭を放ってくすぶっていた(気持ち悪いイメージ)

前歯が次第にヤニで茶色く汚れていく・・・(それでも煙草がやめられなかった・・・あきらめの感覚)

新しく買ったばかりのファー付のジャケット。初日にファー部分を煙草で円く焦がしてしまい・・・(これは泣くしかなかった・・・)


それにしても
なんなんだろうか・・・
なんでこんな(ネガティブな)記憶ばかりを思い出してしまうのか・・・



かつて私が煙草に対して(あこがれ)抱いていた理想的なイメージ
映画やTVや雑誌、煙草のCM等で演出されていた
『楽園のイメージ』や『憩いのイメージ』『ハードボイルドなイメージ』
あのイメージや思い出は今いずこに・・・


煙草の思い出だけは美化されないものなのだろうか・・・